こんにちは、storia店長のフジムラです!当店のブレスレットを手に取ってくださるお客様から、よくこんなお問い合わせをいただきます。 「マナリやマニカラン近域は電気も通っていないような、人が誰も立ち入れない場所なんですか?」と。そこまでではないです!
確かに「ヒマラヤ山脈の麓」「神々の渓谷」と聞くと、車も通れないような獣道を、一歩一歩命がけで進むような、世界の最果ての秘境をイメージしますよね。
でも、実は現代のクル渓谷やマナリの交通事情は、驚くほど近代的で、初めてその景色を見る方はきっとびっくりされると思います。
今日は、そんなちょっと意外なマナリの“リアルな街並みと交通事情”についてお話しさせてくださいね。
■ 意外!?しっかりアスファルトで舗装された大動脈

実は、クル渓谷の谷底を走る主要な道路は、驚くほどきれいにアスファルトで舗装されています。 ひっきりなしに車やバイクが行き交い、大型の観光バスや、カラフルに装飾されたインドの大きなトラックが、クラクションを鳴らしながら力強く坂道を登っていく……そんな活気あふれる風景が広がっているのです。
なぜそんなに道路が整備されているのかというと、理由は大きく2つあります。
1つは、マナリがインド国内で「誰もが一度は憧れる、超人気の一大リゾート地」だから。夏は涼しさを求める避暑地として、冬は一面の雪景色を楽しむスキーリゾートとして、都会からたくさんの観光客が車やバスで押し寄せます。
ヨーロッパの方々からはトレッキングに適した土地としてとても人気があったり。たしかに北インドってどこも自然が美しい場所ばかりなんですよね。渓谷や川など水に関連した観光地が多いのも特徴です。飲み水としては日本人には合わないですが笑
そしてもう1つは、この道がさらに奥の「ラダック地方(レー)」へと続く、国にとっても非常に重要な物流と軍事の大動脈だからです。山深くでありながらも、常にインフラが整備され、維持され続けているのには、こうした理由があるのですね。
■ 「アスファルトの日常」と「神聖な非日常」の境界線

車が走り、人々が賑やかに暮らす舗装された道路。 そこからふと視線を上に向けると、視界に飛び込んでくるのは、圧倒的なスケールでそびえ立つヒマラヤの山々です。
舗装された道路は、あくまで「谷の底(標高約2,000m付近)」の景色。 そこからさらに見上げる遥か高い場所、雲がかかるような険しい岩場や、年中雪が消えない過酷な頂のすぐ近くに、マナリ水晶の採掘現場があります。
車が入れるのは、綺麗に舗装された道路まで。 そこから先は、現地に暮らす山のプロフェッショナルたちが、何日もかけて自分の足だけで険しい崖を登り、重い道具を背負って、手作業で一つひとつ水晶を掘り出しています。
■ 現代の活気と、太古からの自然が交差する場所
綺麗に舗装された道路を走る車のエンジン音と、山の上から吹き下ろす、何千年も変わらない清らかな風。マナリという土地は、そんな不思議な活気と神聖さが背中合わせになった、とてもエネルギーに満ちた場所です。

当店でお届けしているマナリ地区の水晶たちも、あの賑やかな麓の街を通り、人々の手を渡って、遥々日本へとやってきてくれました。
もし、お持ちのブレスレットを眺める機会がありましたら、ぜひ想像してみてください。 「賑やかなアスファルトの道を抜けて、あの雄大な山の上から来てくれたんだな」と。 そう思うと、目の前にある透明な結晶が、なんだか一段と愛おしく、そして身近に感じられる気がしませんか?
皆様の日々が、ヒマラヤの優しいエネルギーで満たされますように。

天然石に魅せられて仕入れのために世界各国を飛び回る、Storiaの店長です。大阪市福島区で育った二児の父。学生のころからミネラルショーにも参加するほど石が好きで、中国やロシア、ブラジルに原石を探しに行ったり、アメリカでクリスタルヒーリングのセッションを受けたことも。特技は何でも食べられる(ようになった)こと。


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