純粋な蛍石は実際には白または無色ですが、微量の鉱物によって様々な色がみられます。蛍石はほとんどの場合が透明。最もよく知られている蛍石の色は、紫と青の混ざった色ですが、青、緑、赤、黄色などの色もあります。
フローライトの基礎知識
フローライトのモース硬度は4で非常に柔らかく、蛍石の語源は「flourescent」です。
蛍光性とは、吸収した光を放出する性質、つまり光っている状態のことを言います。
一般的に蛍光性を持つ鉱物は、紫外線を吸収した後に可視光線を放出するため、紫外線（ブラックライト）を当てないとその効果を見ることができません。
しかし、すべてのフローライトが発光するわけではなく、同じ場所で採取したものでもブラックライトへの反応が異なることがあり、これはそれぞれの標本の正確な鉱物構成によります。
フローライトには様々な色があり、多くの標本にはマルチカラーが見られます。
比較的安価で柔らかいのに驚くほど丈夫なので、多くのデザインに適しています。
フローライトの産地
ドイツ、オーストリア、スイス、イギリス、ノルウェー、メキシコ、カナダ（オンタリオ州）、アメリカなど、世界各地で発見されています。
また、ミズーリ州、オクラホマ州、コロラド州、ニューメキシコ州、ケンタッキー州、アリゾナ州、オハイオ州、ニューハンプシャー州、ニューヨーク州、テキサス州でも発見されています。
フローライトの言い伝え
色とチャクラを対応させて、特定の領域に集中するのに役立つとされ、緑の蛍石はハートチャクラと対応しているので、人間関係の領域で明晰さを見つけ、心を調和させるのに役立つと言われています。
また、ブルーフローライトは喉のチャクラに対応し、コミュニケーションを助けるとも。
フローライトは、精神的な混乱を取り除き、明確にし、あまりにも多くのアイデアや将来への不安に惑わされている人は、フローライトが心の混乱を整理し、本当に重要なことに集中できるようにしてくれるといいます。
微妙な判断を迫られる仕事や、多くの決断を矢継ぎ早に迫られる仕事をサポートしてくれると信じられています。
さらにフローライトは、集中して勉強すること、暗記すること、複雑に絡み合った概念を理解すること、パターンを見抜くことなど、心に関わるあらゆることに役立つとされているので、知性や知的能力を高めたいと思っている人は、蛍石を身につけたり、仕事場に置いてみるのもいいですね。
天然石に魅せられて仕入れのために世界各国を飛び回る、Storiaの店長です。大阪市福島区で育った二児の父。学生のころからミネラルショーにも参加するほど石が好きで、中国やロシア、ブラジルに原石を探しに行ったり、アメリカでクリスタルヒーリングのセッションを受けたことも。特技は何でも食べられる（ようになった）こと。
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