サンストーンは、オレンジから赤褐色の長石の一種で、キラキラした金属の内包物があります。この輝きはアベンチュレッセンスとも呼ばれ、アベンチュリンやゴールドストーンと呼ばれるガラスにも見られます。そのため、サンストーンは「アベンチュリン長石」と呼ばれることもあります。
サンストーンの特徴
サンストーンの場合、金属性のインクルージョンは通常銅ですが、ヘマタイトやゲーサイトという鉱物の場合もあります。
光り輝いているように見えるのは、内包物が平らになっているからですが、それはつまり、金属板に光がどれだけ反射するかという石のカットが重要であることを意味します。
一般的に産出されるサンストーンは透明から半透明で、モース硬度は6です。
サンストーンの言い伝え
別名ヘリオライトとも呼ばれるサンストーンには太陽の特質、つまりその暖かさ、寛大さと広がり、豊かな光と成長を刺激し育てる…そういった印象を持つ方が多いようです。
光を受けて揺らめく銅の輝きは、持ち主にキラキラとした輝きを思い出させてくれます。
サンストーンは火のエレメントのエネルギーと波動を取り込み、自分を最も輝かせてくれるものを追い求めるモチベーションと勇気を与えてくれるとされています。
さらにサンストーンは、第2チャクラと第3チャクラを活性化し、調整することで、創造的な表現を刺激し、それを物理的な現実に結びつけるのをサポートすると言われています。
サンストーンの効果
自分の中に眠っている創造物を具現化するために助けが必要な場合、サンストーンは強力な励ましと動機付けを与えてくれるパワーストーンなんです。
サンストーンはまた、健全な男性的エネルギーの資質を吹き込む、リーダーシップの代名詞でもあります。
この場合、人を支配する力を求めるのではなく、大いなるものへの奉仕を動機とした、公正で力のあるリーダーシップです。
この石のエネルギーは、博愛と協力のエネルギーと考えるほうが良いでしょう。
ムーンストーンの落ち着いた陰のエネルギーに対して、サンストーンは陽のエネルギーを提供すると考えられています。
自信に満ち溢れた輝きを放ち、夢の実現を阻む自信喪失の層を突き破るために、力強さと明快さを見せてくれる…まさしく太陽のような石ですね。
またサンストーンは、怒りや妬み、恨みなどの激しい感情を変換して和らげ、生産的な創造と行動の道へと導くといわれています。
持ち主に発生する可能性のある暗い、または停滞したエネルギーを超えて上昇していけるといいですね。
ヒーリング分野では仙骨/第2チャクラを活性化するものとして、活力と活気、そして全体的な肉体的活力を高めてくれるといわれています。
太陽神経叢/第3チャクラの意志力のセンターと連携させることで、すべての願望を実現するためのモチベーションを高められるとも。
エネルギーと輝きを感じながら、自分の知識をもっと世界に伝えたいと思うなら、サンストーンをアクセサリーとして身につけるのも良いですね。
天然石に魅せられて仕入れのために世界各国を飛び回る、Storiaの店長です。大阪市福島区で育った二児の父。学生のころからミネラルショーにも参加するほど石が好きで、中国やロシア、ブラジルに原石を探しに行ったり、アメリカでクリスタルヒーリングのセッションを受けたことも。特技は何でも食べられる(ようになった)こと。
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