黒曜石の一種で、黒曜石が形成される際に、元の溶岩流から発生したガスの泡が黒曜石の中に閉じ込められてできたものです。ガスの不純物により、黄金色の光沢が発生し、黒曜石が黄金色に見えます。
ゴールデンオブシディアンの特徴
オブシディアンは鉱物に似ているが、ガラスのように結晶性がなく、また組成が多様であるため、鉱物としては分類されません。
通常、玄武岩などの苦鉄質の岩石に似た暗い色をしていいて、主にSiO2（二酸化ケイ素）で構成されています。
似たような組成の結晶岩には、花崗岩や流紋岩があり、黒曜石は地表では準安定的（時間の経過とともにガラスが脱窒して微細な鉱物結晶になる）であるため、中新世以上の黒曜石はまれです。
例外的に古い黒曜石としては、白亜紀の溶結凝灰岩やオルドビス紀のパーライトがあります。
この黒曜石の変質は、水の存在によって促進されるとされ、新たに形成された黒曜石は含水率が低く、通常は重量比で1％以下であるが、地下水にさらされると徐々に水和され、パーライトを形成します。
純粋な黒曜石は通常、暗い色をしているが、その色は存在する不純物によって異なります。
鉄や他の遷移元素は黒曜石にダークブラウンからブラックの色を与えることが多く、ほとんどの黒曜石には、酸化鉄であるマグネタイトのナノインクルージョンが含まれています。
一部の石では、黒いガラスの中にクリストバライトという鉱物の小さくて白い放射状に集まった結晶（球晶）が含まれているため、しみのような模様や雪の結晶のような模様が見られるます、と言ったほうがマシだ。
黒曜石には、溶岩が流れていたときにできた層に沿って、溶岩の流れから残ったガスの泡のパターンが含まれていることがあります。
この気泡は、黄金色の光沢（sheen obsidian）などの興味深い効果をもたらします。
メキシコ産のカラフルな縞模様の黒曜石（レインボーオブシディアン）には、ヘデンベルジャイトの配向したナノロッドが含まれており、これが薄膜干渉によって虹色の縞模様効果を引き起こしています。
あとは雪が散りばめられたような模様が特徴的な、スノーフレークオブシディアンも有名ですね。
オブシディアン絡みの共闘
ゴールデンオブシディアン（ゴールドシーンオブシディアンとも呼ばれる）は、第3チャクラを活性化し、神の意志と整合させると言います。
これは、世の中で成功を現し、創造する能力をスーパーチャージし、権力の乱用による悪影響をクリアにしたり、自分の真の動機を明確にしたり、自分の才能を世界で表現するのを助けたりと、意志に関わるあらゆる問題に役立つとされています。
権力の乱用にさらされたことがある人は、自分の力を恐れ、その力で誰かを傷つけてしまうことを恐れて、力を受け入れようとしないかもしれません。
ゴールデンオブシディアンは、この傷を癒し、自分のユニークな目的と世界に良い影響を与える力を自分のものにするのを助けてくれます。
教えたい、導きたい、何か新しいことを始めたいと思っても、目に見えない内なる壁を越えられないと感じたら、ゴールデンオブシディアンを持ち歩いたり、身につけたりして、しばらくの間、ゴールデンオブシディアンを身につけることに取り組んでみるのもいいですね。
天然石に魅せられて仕入れのために世界各国を飛び回る、Storiaの店長です。大阪市福島区で育った二児の父。学生のころからミネラルショーにも参加するほど石が好きで、中国やロシア、ブラジルに原石を探しに行ったり、アメリカでクリスタルヒーリングのセッションを受けたことも。特技は何でも食べられる（ようになった）こと。
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