ブラックカイヤナイトは、アルミニウムを多く含む珪酸塩鉱物で、ペグマタイトの中で非常に高い圧力で形成されます。
ブラックカイヤナイトの特徴と産地
カイヤナイトというとブルーカラーが美しい石という印象がありますが、黒いものも存在します。ブラックカイヤナイトです。
ブラックカイヤナイトは、ペグマタイトの中で非常に高い圧力で形成されるアルミニウムリッチなケイ酸塩鉱物で、「扇状」のブレード状に結晶化し、その長さは15センチ近くにもなります。
市場に出回っているブラックカイヤナイトのほとんどは、ブラジルのミナス・ジェライス地方で産出されたものですが、ビルマ、南アフリカ、インドなどでも重要な産地があります。
ヒーリング分野における言い伝え
すべての色のカイヤナイトに特別な印象がありますが、中でもブラックが熱い支持を得ているのには訳があります。
ブラックカイヤナイトは、最も強力なプロテクションストーンのひとつとされ、同時に「偉大なる目覚め」の役割も果たすと言われているパワーストーンです。
この石が持ち主のオーラの周りにフィールドを作ると、持ち主の心はゆっくりとリラックスし始め、自分自身の中に安らぎを見出し、同時に脅威や有害なエネルギーがその心の平安を邪魔しないよう、遠ざけてくれるとされています。
弱っているときや悲しいときに抱きしめられた時のように、愛する人の腕の中にいる時の、その温かく安らかな感覚は、持ち主の感情体を変化させて気分を良くしてくれます。
ブラックカイヤナイトのエネルギーはそれによく似たものを持つといわれ、ストレスの多い状況を乗り越える手助けをしてくれるといいます。
気まずい環境や感情的になりやすい状況に向かうときには、持ち歩いてみるのもひとつですね。
ブラックカイヤナイトでの瞑想
ブラックカイヤナイトは、チャクラ全体を活性化し、身体と精神のバランスを整えるとされています。
これは、深い瞑想の中で感じることができ、影響を受けたチャクラの上にクリスタルを直接置くと良いといいます。
セッションを始める前に、ゆっくりと深呼吸をして、感情と肉体がブラックカイヤナイトのエネルギーに馴染むようイメージし、頭の中の雑念を取り除き、目を閉じたまま額の中心に集中します。
週に2～3日、20～30分程度行うことで、持ち主の意思決定の方向性が変わり、肉体的にも感情的にもネガティブなものを抱え込んでいたとしても、それを解消していけるとされています。
セッションが終わったら、ブラックカイヤナイトを逆さにして、ほうきのように使って、オーラに付着している最後のネガティブな感情を払い落とすことをイメージします。
意識の中に居着いたネガティブな感情は、実は簡単に消すことができ、それを取り除くことで、人は何の制限も閉塞もなく、心を開放することができるのです。
瞑想をひとつの方法として、小さなことでくよくよせず、前向きな気持ちを維持できるようにしましょう。
天然石に魅せられて仕入れのために世界各国を飛び回る、Storiaの店長です。大阪市福島区で育った二児の父。学生のころからミネラルショーにも参加するほど石が好きで、中国やロシア、ブラジルに原石を探しに行ったり、アメリカでクリスタルヒーリングのセッションを受けたことも。特技は何でも食べられる（ようになった）こと。
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