世界的な宝石・天然石の産地!ブラジル ミナスジェライス州の規模と観光スポット、語源について

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ツルタです!今回は世界的な宝石の産地であるブラジルについて語ります。宝石・天然石の産地はたくさんありますが、その中でも特に透明度の高い水晶が採掘されているミナスジェライス州は、ブラジル南東部に位置する州です。

ミナスジェライス州の規模

ミナスジェライス 街

水晶の産地として名高いミナスジェライス州はいったいどんな土地なんでしょうか。

人口では第2位、国内総生産 (GDP) では第3位、面積では第4位になります。

州都であり最大都市であるベロオリゾンテはラテンアメリカにおける主要な都市・金融センターであり、サンパウロ、リオデジャネイロ、サルバドル、ブラジリア、フォルタレーザに次いでブラジル第6位の自治体でもあります。

都市圏人口は580万人強でサンパウロ、リオデジャネイロに次いでブラジル第3位と非常に大規模。

ミナスジェライス州はブラジル大統領を9人輩出していて、これは全州で最多となります。

実にブラジル人口の10.1%を占め、ブラジルGDPの8.7%を担っている州なんです。

面積は586,528平方キロメートル(226,460平方マイル)で、フランス首都圏よりも広く、ブラジルで4番目に広い州となります。

観光スポットや見所

コーヒーと牛乳の主産地であり、サン・ジョアン・デル・レイ、コンゴーニャス、オーロ・プレト、ディアマンティーナ、ティラデンテス、マリアナ、サバラ、セロなどの歴史都市では、建築と植民地芸術の遺産で知られています。

南部では、カクサンブ、ランバリ、サン・ルレンソ、ポソス・デ・カルダス、サン・トメ・ダス・レトラス、モンテ・ヴェルデ(カマンドゥカイア市)、カパラオとカナストラの国立公園などが観光スポットです。

州内には山、渓谷、肥沃な土地が広がっていて、セラ・ド・シポ、セテ・ラゴアス、コルディスブルゴ、ラゴア・サンタでは、洞窟と滝が見所になります。

ブラジルで最も有名な洞窟たちも存在しています。

ミナスジェライスの語源とは?

ミナスジェライス 風景

植民地時代の州の旧名である「ミナス・ドス・マトス・ジェライス」から来ているという説が

鉱産資源がとても豊富なため、「Minas dos Matos Gerais」つまり日本語で「万人の森の鉱山」と呼ばれていたのが、少しずつ短くなってミナスジェライスになったと言われています。

1600年代の半ばには金が発見され、その後ダイヤモンドなどの鉱山開発が進み、宝石の山と呼ばれることにもなりました。

ミナスジェライス州はどこにある?

サンパウロ州、リオデジャネイロ州、エスピリト・サント州を含むブラジル南東部の北部に位置しています。

水晶の産地としても名高いバイーア州(北)、ゴイアス州(西と北西)、マットグロッソ・ド・スル州(西端)、サンパウロ州とリオデジャネイロ州(南)、エスピリトサント州(東)に隣接しています。

また、連邦特別区(北西部)と短い境界線を共有しているのも特徴。

     

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