こんにちは!storia店長のフジムラです。今日はお客様からよく聞かれる質問にお答えします!「翡翠ってどこ産がいいの?」って聞かれたとき、いつも迷わず「ミャンマー産が人気ですね」って答えてるんですけど、その理由をちゃんと説明したくてこの記事を書きました。ぜひ最後まで読んでくださいね!
そもそも翡翠って何種類あるの?

実は「翡翠」と呼ばれる石には大きく2種類あるんです。
ジェダイト(硬玉) と ネフライト(軟玉) です。
日本語ではどちらも「翡翠」って呼ばれることがあるんですが、宝石業界でいう”本翡翠”はジェダイトのほうを指すことがほとんど。で、このジェダイトの最大の産地がミャンマーなんですよ!世界の宝飾用ジェダイトの、なんと約90〜95%がミャンマー産と言われています。もうほぼ独占状態ですね笑。
ミャンマー産が人気の理由① 色が別格!
翡翠といえばやっぱりあの鮮やかなグリーン。でもね、一口に緑といっても全然違うんです。
ミャンマー産のジェダイトは、「インペリアルグリーン」 と呼ばれる、ちょっと青みがかった鮮やかで深いグリーンを持つものが採れることがあって、これが宝石の世界では最高峰とされています。
エメラルドグリーンに近いような、内側から光が湧き出てくるような透明感。これを「翠(みどり)」と表現する人もいますが、一度見たら忘れられない美しさなんですよね。他の産地のものと並べると、もうひと目でわかるくらい違います。ぜひ実物を見てみてほしいです。

ちなみにこちらは当店のグアテマラ産 翡翠ブレスレットです。色合いがやや濃いですが、こちらも人気でで一瞬で完売してしまいました!
ミャンマー産が人気の理由② 産地の地質が特別
「なんでミャンマーだけそんなにいいの?」って思いますよね。これは地質的な話になるんですが、難しい話は抜きにして簡単に言うと……
ミャンマー北部のカチン州にある モゴック や ロンキン という地域は、地球の歴史の中で非常に特殊な地殻変動が起きた場所なんです。高い圧力と温度が重なって、良質なジェダイトが生まれる条件がそろっていた。自然が何千万年もかけて作り上げた奇跡の産地、といっても大げさじゃないですよ!
ミャンマー産が人気の理由③ 文化的・歴史的な背景
特に中国や台湾、香港など東アジアの人たちの間では、ミャンマー産翡翠への信頼と愛着がものすごく深いんです。
中国では翡翠は何千年も前から「不老長寿」「魔除け」「富の象徴」として大切にされてきました。皇帝も愛した石、といえばそのステータスが伝わるでしょうか。そして「本物の最高の翡翠はミャンマーから来る」という認識が、文化的に根付いているんですよね。だから需要が非常に高く、価値も上がりやすいわけです。
ミャンマー産が人気の理由④ 希少性と価値の高さ

良質なミャンマー産翡翠は、実はとっても希少です。採掘される量は年々減っていますし、特にインペリアルグリーンの高品質なものはほんとうに出てこなくなってきています。
オークションでは、最高品質のミャンマー産翡翠のネックレスが数十億円で落札されることもあるくらい!ダイヤモンドにも負けない価値を持つ宝石なんです。「翡翠って安いんでしょ」と思ってる方、ぜひ認識を改めてもらえると嬉しいです。
購入するときのポイント
最後に、店長からちょっとアドバイスを!
翡翠には品質のグレードがあって、A・B・Cジェード という分類があります。
Aジェード → 天然のまま、ロウ引き程度しか処理していない本物
Bジェード → 漂白・樹脂含浸処理をしたもの
Cジェード → さらに染色処理をしたもの
同じ翡翠でも処理の有無で価値はまったく変わります。信頼できるお店で、ちゃんと鑑別書つきのものを選んでくださいね。うちのお店でも喜んでご相談に乗りますよ。
まとめ
ミャンマー産の翡翠が人気な理由、まとめるとこんな感じです。
・世界の宝飾用ジェダイトの大部分を産出する最大産地
・インペリアルグリーンをはじめとした色の美しさが別格
・地質的に良質な石が生まれる特別な環境
・東アジアを中心とした深い文化的背景と信頼
・高品質なものの希少性がさらに高まっている
翡翠は「東洋のダイヤモンド」とも呼ばれる、奥深い宝石です。ミャンマー産の翡翠を手に取るとき、その石が持つ長い歴史と大地のパワーを感じてみてください。きっと特別な一石との出会いが待っていますよ!
何かご質問があれば、いつでもお気軽にどうぞ。またお店でお会いしましょう〜!✨

天然石に魅せられて仕入れのために世界各国を飛び回る、Storiaの店長です。大阪市福島区で育った二児の父。学生のころからミネラルショーにも参加するほど石が好きで、中国やロシア、ブラジルに原石を探しに行ったり、アメリカでクリスタルヒーリングのセッションを受けたことも。特技は何でも食べられる(ようになった)こと。



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