アラゴナイトの基礎知識、色や言い伝え、海の生物との関係

この記事は約3分で読めます。

アラゴナイトは、ゴルフボールアラゴナイト、スプートニクアラゴナイトとも呼ばれ、自然界に存在する3つの炭酸カルシウム鉱物のうちの1つです。ちなみに他の2つはカルサイトとバテライト。

アラゴナイトの基礎知識

アラゴナイト

小さな角柱状の結晶、塊、鍾乳石、球状の放射状の集合体などの形で結晶化しているのが一般的です。

アラゴナイトは、1790年にアブラハム・ゴットロブ・ウェルナーがスペインのカスティーリャ・ラ・マンチャ州グアダラハラのモリーナ・デ・アラゴンで初めて発見しました。

以来、メキシコ、パキスタン、イタリア、イギリス、アメリカなど、世界各地で発見されています。

和名は霰石(あられいし)といいます。

アラゴナイトの形成と色

鍾乳洞

市場で最も一般的なアラゴナイトは、モロッコ産の「スプートニク」と呼ばれる品種です。

ほとんどが黄金色をしているが、無色のものもあります。

その他のアラゴナイトの色としては、ホワイト、グリーン、レッド、バイオレット、イエロー、そして最近ではブルーがよく知られています。

ここ数十年の間に市場に出回るようになったブルーアラゴナイトの標本はとても素晴らしいものです。

塊状や鍾乳石状のものがほとんどで、数十万円の値がつくこともあります。

市場に出回っているブルーアラゴナイトは、すべてではないにしろ、ほとんどが中国産です。

アラゴナイトでできた海の生物

まれに、絶滅したアンモナイトの貝殻が、自然に虹色になることがありますが、この鉱物はアンモライトと呼ばれ、現在では北米のロッキー山脈でのみ発見されています。

また、便宜上アンモナイトの貝殻から作られたものをアンモライトと呼ぶことも。

このアンモライトの主成分がアラゴナイト、つまりCaCO3(炭酸カルシウム)です。

アラゴナイトは、軟体動物の貝殻、サンゴの骨格、洞窟の鍾乳石など、身近なところに存在しているんですね。

アラゴナイトの言い伝え

ヒーリング分野ではアラゴナイトは、初心者が手に入れることのできる最もパワフルなビギナーストーンのひとつとされ、強力なエネルギーが内なるバランス、精神的な明瞭さ、そして変容を促進するために、チャクラの列全体を活性化し、整えるのに役立つといわれています。

アラゴナイトは色に関係なく、パワフルで曖昧なエネルギーがオーラを覆っていることが期待できるといわれ、この波動は日々の生活に変化をもたらすように人を後押しするとされています。

この後押しにより、自信、自己改善が促進されると信じられています。

バランス感覚というものは、人間の成長の基礎となるものですが、自分自身と真に向き合いながら、周囲に平和的なものを提供することが必要です。

平和から愛が生まれ、愛から強さが生まれ、強さからバランスが生まれる。

ヒーリング分野ではチャクラの位置がずれているために、自分自身が「バランスを失っている」または「中心から外れている」と感じることがあるとされます。

チャクラ・システムの活性化と再調整を専門としている人は、評判の良いものが見つからない場合は、アラゴナイトをつかって瞑想するそうです。

好きなチャクラ浄化の瞑想を選び、アラゴナイトのかけらを最も変位するチャクラの上に置き、全身をリラックスさせ、心に残っている思考をクリアにするイメージをします。

自分のためにこの時間を使い、直感でネガティブなものがどこにあるのかを特定し、解消していき、これを繰り返し行うことで、チャクラの柱の強度が増し、将来のズレを回避するサポートをしてくれるといいます。

     

コメント

タイトルとURLをコピーしました