バライトは、硫酸バリウムの鉱物で、塊状、板状の結晶、さらにはまれに鍾乳石の形で結晶化します。
バライトの基礎情報
この鉱物は1800年にD.L.G.カーステンによって初めて記録され、その比重の高さから「重い」を意味するギリシャ語にちなんで命名されました。
バライトの色は、青、白、グレー、黄、茶などがあり、最も一般的な形状は、「デザートローズ」と呼ばれる独特の形状です。
この形状は自然に発生するもので、バライトのブレードがほぼ完璧に美しいバラの形をしています。
バライトは、ルーマニア、イギリス、モロッコ、アメリカに多く産出されます。
歴史的に見ても、バライトは何世紀にもわたって様々な目的で使用されてきました。
1800年代、バライトは砂糖の精製に使用される一般的な化学物質である水酸化バリウムの製造に使用され、今日、バリウムはテレビやコンピュータ画面のLEDガラスの製造に使用されています。
バライトの特徴
バライトは、第三の目とクラウンチャクラを活性化するクリスタルで、サイキック能力を目覚めさせるのに役立つエネルギーをもたらす、とされています。
内なるビジョン、次元間移動、ガイドや守護天使とのコミュニケーションの石ともいわれ、バライトは、高次の自己と接触し、それに同調するように後押ししてくれる石として重宝されています。
バライトを使って瞑想すると、高い周波数で活動するようになり、明晰夢やデジャヴの瞬間が増える、という方もいらっしゃいます。
これらの瞬間はすべて、持ち主が本当に望む正しい人生の道へと後押しするために起こっているといわれ、人生の物理的な旅路に沿って持ち主を支援してくれているといわれています。
バライトを使った瞑想
バライトが提供する効果を高めるために、ヒーリング分野では、毎晩枕カバーの下に一粒置くか、額に直接置くことを推奨しています。
平らなカボションをお持ちでない方は、額にテープで貼るだけでもよいとされ、こうすることで、夢の世界とのつながりが活性化されるだけでなく、第三の目が強化され、心のロックが解除されると信じられています。
第三の目は、夢の世界が提供するものを見るために使われ、イメージを理解しようとするときに大きな力になるとされています。
他の天然石との組み合わせ
高次の領域に到達してコミュニケーションをとるためには、エンジェライト、アメジスト、フェナカイト、モルダバイトなどの石と一緒に瞑想するやりかたが人気です。
これらの石はいずれも非常に高いレベルで働き、持ち主とバライトの最初のつながりを確立するのに役立つとされており、これらの石のうちの1つをバライトと一緒に毎日持ち歩くこともよいといわれています。
そうすることで、高次のエネルギーに同調することができ、より深い瞑想ができるといわれています。
天然石に魅せられて仕入れのために世界各国を飛び回る、Storiaの店長です。大阪市福島区で育った二児の父。学生のころからミネラルショーにも参加するほど石が好きで、中国やロシア、ブラジルに原石を探しに行ったり、アメリカでクリスタルヒーリングのセッションを受けたことも。特技は何でも食べられる(ようになった)こと。
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