ツルタです!ヒマラヤ水晶の中でも、氷河地帯から発見された希少な水晶をアイスクォーツと呼びます。その別名がニルヴァーナクォーツ。今回はパワーストーンとしてのニルヴァーナクォーツについてお話します。
ニルヴァーナクォーツとは
ニルバーナクォーツは2006年にヒマラヤ山脈の氷河地帯で発見された、比較的新しい水晶の呼び名です。
地球温暖化の影響でヒマラヤの氷河が溶け出し、この水晶の存在が明らかになったわけです。
そのため、ヒマラヤ水晶の中でも氷河にちなんだものは「アイスクォーツ」と呼ばれます。
ニルヴァーナクォーツの特徴
標高6000メートル付近という、簡単に人が立ち入れない場所でしか採掘できないため、流通量が少なく、希少な鉱石です。
特徴水晶が成長していく段階で、表面がフッ素や酸によって溶けることから凹凸があります。
色合いはローズクォーツのように薄いピンクがかったものが多いですね。
ニルヴァーナという言葉の意味
ニルヴァーナは涅槃、つまり悩みや束縛から脱した、円満にして安楽の境地という意味があります。
国内では解脱、という言葉の方が馴染みがあるかもしれません。
煩悩から脱して完全な自由になった、仏教における究極の境地とされる状態です。
一般的には産地の名前としてヒマラヤ水晶、氷河にちなんだものであることがわかるようにアイスクォーツと呼びますが、より神秘的な意味合いを含む場合に、ニルヴァーナクォーツという呼称が使われます。
持ち主が自己と向き合い、精神的な成長をうながす石と信じられているため、悟りの境地にちなんで名付けられたものです。
ニルヴァーナクォーツの形状と用途
流通しているものは、さざれ状になっていたり、置き石のような形状になっていることがほとんどです。
ビーズ状に加工されたものは安価で流通することがありませんので、ブレスレットとして身につけるより、部屋に置いたり、瞑想時に使う、というのが一般的な用途となります。
瞑想の質をアップする水晶として人気
呼吸と自身の身体の状態に集中していき、心を鎮めて無心になる、瞑想。
ビジネスの分野でもその効果が注目されていて、水晶はその瞑想の質をアップさせるためのアイテムとしても人気です。
その中でもヒマラヤ水晶は特に支持されている石ですが、その最高峰と言えるものがニルヴァーナクォーツです。
毎朝5分、瞑想の時間をとることで、自分の感情を見直したり、思考の偏りが見えてくるようになり、心を安らかにしていくことができます。
背筋を伸ばして姿勢を整え、胸を開いて座り、水晶を手にとって目を閉じる。
呼吸を整え、心身のバランスを整える。
こういった瞑想方法をするうえで、ニルヴァーナクォーツが最適であると考えられています。
ニルヴァーナクォーツについてのまとめ
・ヒマラヤ水晶のうち、氷河の下から発見されたものをアイスクォーツと呼ぶ
・アイスクォーツをより神秘的な呼び方にしたものがニルヴァーナクォーツ
・ニルヴァーナとは涅槃、悟りを開いた境地を指す
・表面は凹凸があり、ややピンクがかっているものがほとんど
・さざれや置き石などが主でビーズ状のものは流通していない
・瞑想時のアイテムとして人気
当店でも入荷次第、すぐに問い合せや注文がくるほど人気の水晶です。
なかなか流通しないものではありますが、ニルヴァーナの名前が付けられるほどの神秘的な鉱石はやはり特別。
水晶がお好きな方には特におすすめです!
ヒマラヤ水晶についての記事
天然石好きが高じてstoriaという石屋さんにお勤めすることになった関西人。主に仕入れとデザインを担当していますが、最近は写真撮影も勉強中。これまでに買付にいった国はブラジル、中国、タイなど。特技はどこでも眠れること。
コメント
ニルヴァーナクォーツ持ってます(自慢)小さい置き石ですけど。同封してあった保証書?には標高5500メートルでとれたものと書いてありました。しばらく持ち歩いていましたが落としたらいやなので今は枕元に置いてます。
すごい!宝物ですね。
5500mで採掘するなんて。
登るだけでもすごく大変なことなのに。
お守りとして持っておくのもいいですけど、お部屋に置くのも素敵ですね。
アマゾンで1000円のブレスレット見たことがあるけどあれは偽物?
現物を見たことがないのでなんとも…ですけど、本物のニルヴァーナクォーツでブレスレットを作ったら1000円ということはないですね。
一粒で、とかではないでしょうか。