パイライトの名前の由来、工業的な用途、主な産地とラピスラズリの関係について

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パイライトは硫化鉄の一種で、表面的には金に似ていますが、より一般的であることから「フールズ・ゴールド(愚者の金)」とも呼ばれています。ちょっと不名誉な呼称なんですが、パイライトだけが持つ穏やかな輝きは鉱石愛好家には人気なんです。

パイライトの特徴

パイライト

パイライトの名前はギリシャ語の「火」に由来しており、2つのパイライトをぶつけたり、鉄にぶつけたりすると火花が散ることから名付けられました。

パイライト、つまり黄鉄鉱は工業的には二酸化硫黄や硫酸の原料として使われています。

また、リチウム電池の材料としても使用されることがあり、歴史的には、ラジオや初期の銃器の内部に使用されてきました。

また、古代には磨いて鏡として使用されていました。

さらに化石に含まれる代替鉱物として発見されることもあります。

結晶の形も様々で、非常に大きな立方体もあります。

世界中に分布していますが、特にボリビア、スペイン、イタリア、ドイツなどでは大型で貴重な標本が発見されています。

マーカサイトジュエリー

マーカサイトジュエリーには、マーカサイトに似ていてより丈夫なパイライトが使われています。

パイライトの小片を銀で固めたもので、古代ギリシャ時代から作られていました。

ヴィクトリア朝時代に人気を博し、現在のマーカサイトジュエリーはそのデザインを再現したヴィンテージ風のものが多いですね。

パイライトは単独でジュエリーに使われることもありますが、ラピスラズリなど他の宝石の中にインクルージョンとして含まれていることもあります。

ラピスラズリ

パイライトの意味と効果

パイライトは、意志の座である第3チャクラを強化・活性化するとされています。

その結果、自信、自己主張、創造性が高まり、自分が望むものを生み出すために必要なことを行うことができるようになると信じられています。

パイライトは戦士のエネルギーを活性化し、愛する人や地域社会、地球を守るための自己主張のある行動をサポートする石として人気です。

また、男性的な野心、精神的な集中力、決断力、肉体的なスタミナ、バイタリティを助けてくれるとも。

夢や目標を実現するための行動をサポートすることから、マニフェステーション・ストーンとして使用されています。

大地の石としてグラウンディング効果があるので、ヘマタイトと一緒に使うのも人気です。

     

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