レピドライトは、キラキラしたケイ酸塩鉱物の一種である雲母です。トルマリンや水晶の中に含まれていることがあり、それらの石にちょっとした輝きを与えています。
レピドライトの基礎知識
モース硬度は2.5～3と軟らかい。
原石の状態では鱗状になり、破片が剥がれ落ちることもあります。半透明のものもあり、真珠のような光沢があります。
色は紫、ピンク、ライラックが多いですが、グレーや黄色のものもあります。
リチウムが多く含まれているため、リチウムの原料として採掘され、「リチウムマイカ」と呼ばれることもあります。
レピドライトのお手入れ方法
レピドライトは柔らかいので、刺激の強いクリーナーの使用は避け、ぬるま湯の石鹸水を使い、柔らかい布で拭いてください。
レピドライトは、専用のポーチに入れて、傷がつくような硬い宝石から離して保管するのがいいですね。
運動中に身につけたり、高熱や圧力のかかる場所に置かないでください。
レピドライトのジュエリーは、お手入れ次第で何十年もお使いいただけます。
ヒーリング分野における言い伝え
レピドライトは、心を落ち着かせ、育ててくれる石です。
サポートが必要なときに、親切な友人から温かい抱擁を受けるようなもの…は言いすぎでしょうか？
ヒーリング分野では第4チャクラと整列し、ハートを開いて、悩みや葛藤、間違いなど、自分自身を完全に受け入れることを助ける石とされます。
また、他人への思いやりや忍耐力を高め、自分の人生において他人との関係が果たす役割を見出すのにも役立つと言われています。
時には、自分の感情の中に身を置き、なぜそれがそこにあるのか、それがどのように自分に役立っているのか、自分の人生を導いているのかを問うことが大切です。
レピドライトをそばに置いて瞑想をすると、感情的なブロックや破ろうとしている束縛を受け入れ、見通しを立てるのを助けてくれると信じられています。
レピドライトは、クラウンチャクラを開き、高次のガイダンスを受け取れるようにし、苦難を広い視野で捉え、そこに含まれる教訓を見出せるようにする力があるとされます。
憂鬱な気分から抜け出したり、表面下にある悲しみを表現するのによい石とされ、自分の影や悲しみを、抵抗するのではなく愛するべき自分の一部として受け入れることで、癒しが始まることを教えてくれるとされます。
過去の物語や自分自身に関する古い信念を蒸し返していると、同じパターンに陥って停滞してしまいます。
同様に、未来に目を向けすぎると、未知のものへの不安や、それに対処できるかどうかの疑問でいっぱいになってしまいます。
レピドライトは、過去の後悔や未来への不安に押しつぶされることなく、今この瞬間に現れることを助け、自分で作り出したストレスを解消してくれると言われています。
レピドライトは、どのような状況であっても、現在の状況を受け入れ、優しさを見出し、エネルギーが全身を包み込むように放出され、感情的、肉体的な浄化を促すと考えられています。
水があなたのネガティブな感情を吸収し、代わりにあなたが静けさと平和を手に入れることを想像することができます。
浄化が終わると、水が排水されるように、不安や恐怖、悲しみなどの感情も水に流されていきます。
レピドライトは、特に強い感情の高まりを感じているときに、一緒に瞑想するのに適した石とされています。
レピドライトを持つか身につけるかして、目を閉じ、深呼吸をして、高次のガイダンスに心を開く手助けをしてくれるようにお願いしてみるのもひとつ。
組み合わせる石としては、スノーフレークオブシディアンが粘り強さと、困難な時にサポートしてくれる、として人気です。
天然石に魅せられて仕入れのために世界各国を飛び回る、Storiaの店長です。大阪市福島区で育った二児の父。学生のころからミネラルショーにも参加するほど石が好きで、中国やロシア、ブラジルに原石を探しに行ったり、アメリカでクリスタルヒーリングのセッションを受けたことも。特技は何でも食べられる（ようになった）こと。
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