ツルタです!馴染みのある宝石の中でも特殊な色合いを持つものや、存在自体がまだあまり知られていない超希少なものまでご紹介。
ジェレメジェバイト
聞いたことがない、という方も多いのではないでしょうか。この神秘的な宝石は、現在でも比較的知られていません。
19世紀末にシベリアで初めて発見され、その後ナミビアでも発見されたジェレメジェバイトは、淡い青色で時には濃い紫色の色調を帯びます。
この宝石はほとんど発見されていないため、その名前すら知られていないのです。
宝石を調達することは不可能ではないが、それを追跡するためにかなりの労力が必要であることは確か。
流通しているジェレメジェバイトは非常に小さく、ジュエリーとして使用できるほどではないんです。
まさに幻の宝石ですね。
ラリマー
このやわらかい印象を持つブルーの宝石はドミニカ共和国産で、1970年代に注目を浴びるようになりました。
スペイン語で「海」を意味するラリマーは、夢見るようなシーブルーの色彩が、光が水面に当たったときの様子を想起させます。
ラリマーは高い水のエネルギーを持ち、流れを歓迎し、不安を洗い流し、瞑想を助け、コミュニケーションを強化する強力なツールと言われています。
レッドダイヤモンド
ダイヤモンドは、その美しさ、完璧さ、希少性で賞賛されていますが、その頂点に位置するのがレッド・ダイヤモンドなんです。
レッド・ダイヤモンドは最高値のダイヤモンドであり、別格の人気があります。
宝石鑑定士ですらレッドダイヤモンドに関するニュースを聞かずに数十年を過ごすこともあるほど。
それほどこの石は数が少なく、希少なのです。
最大のレッドダイヤモンドはブラジルで発見され、ムサエフ・レッドと呼ばれています。
この宝石は5.11カラットの重さがあり、売却時にはなんと800万ドルもの値がつきました。
レッドダイヤモンドは、権力、情熱の象徴とされます。
また、純粋さ、強さ、永遠の愛で知られるダイヤモンドと同じ癒しの特性を持っていると信じられているのです。
デマントイドガーネット
ガーネットの中には、デマントイドガーネットのような非常に珍しい色合いのものがあります。
ロシアのウラル山脈で発見されたこのガーネットは、通常の赤の色調から鮮やかなグリーンの色調へと変化しています。
高い屈折率によるファイアの輝きで知られていて、価格的にはワンランク上のグリーン・バージョンですが、ガーネットが持つ美しい癒しの要素は健在です。
情熱、内なる炎を燃やす、創造力を目覚めさせる、内なる力を深く呼び起こす、とされ、パワーストーン業界でも根強い人気を持っています。
まとめ
ガーネットやダイヤモンドはよく聞く宝石名ですから、そんなに希少なものではないのでは?と思ってしまいますよね。
しかし色が違えば、一気に流通量が減ってしまうものなんです。
ラリマーのように特定の地域でしか採掘されていない天然石は、今後も価格が上がり続けるかもしれませんね。
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天然石好きが高じてstoriaという石屋さんにお勤めすることになった関西人。主に仕入れとデザインを担当していますが、最近は写真撮影も勉強中。これまでに買付にいった国はブラジル、中国、タイなど。特技はどこでも眠れること。
コメント
ラリマーって本当に見かけなくなりました。あっても法外に高いものばかり・・・
宝石質のラリマーはほぼ採掘されなくなっていますね。
とてもキレイで、海を連想させる素晴らしい宝石なんですけど…
なかなか流通していません。