アクアマリンの特徴と産地、言い伝えやジュエリーとしての用途

この記事は約3分で読めます。

アクアマリンは、鮮やかなブルーカラーの宝石です。アクアマリンの色は、淡いブルーから濃いブルー、そして時には青みがかったグリーンにもなります。また、安価なブルートパーズと間違われることもあります。

宝石としてのアクアマリン

アクアマリン

アクアマリンのモース硬度は7.5~8です(石英とトパーズの中間)。

エメラルドモルガナイト、ビックスバイト(レッドエメラルド)などと同じベリルの仲間です。

アクアマリンの名前は、水や海を意味するラテン語に由来します。

最高品質のものはブラジルにあり、ロシア、ナイジェリア、ザンビア、マダガスカル、モザンビーク、アフガニスタン、パキスタン、アメリカの一部でも産出されています。

アクアマリンは多くの人に愛されている石で、3月の誕生石でもあります。

ちなみに、15世紀以前は10月の誕生石でした。

その昔、船乗りたちはアクアマリンを船酔い防止や航海の安全を祈願して身につけていました。また、不老不死の石とも言われています。

アクアマリンの用途

アクアマリン 指輪

アクアマリンは硬い石なので、リング、ペンダント、イヤリングなど、あらゆるタイプのジュエリーに使用できます。

また、高級ジュエリー用のファセット加工ができるほど硬いので、エンゲージメントリングにも適しています。

アクアマリンの美しさを保つために、こまめにお手入れしてください。石の周りに汚れが溜まると色が薄くなります。

淡い色の石を買うときは、この点に注意しましょう。

似ている宝石

ブルートパーズ

ブルートパーズの石をアクアマリンと間違えないように注意してください。

トパーズも美しいのですが、アクアマリンよりも安価です。

アクアマリンのもう一つの模造品は、アクアマリン・スピネルと呼ばれるスピネルの一種です。

アクアマリンの宝石は、色を強調するために熱処理されることが多いのです。

これらの石を購入する際には、それが天然のものか処理されたものかを必ず確認してください。

アクアマリンの言い伝え

アクアマリン 浄化

・明晰さと思いやりを持って話すことを助ける
・凝り固まった感情や古い執着を解放する
・女性にエネルギーをもたらす

アクアマリンは水を連想させます。その冷却エネルギーは、怒りを鎮め、リラックスしながらも注意深い心の状態を作り出すのに役立つとされています。

葛藤の中でも、内なる叡智とのつながりを保つことにより、平和と調和に貢献する方法で、自分の真実をはっきりと話すことができるようになると言われています。

口論になりがちな人は、アクアマリンを身につけることで、中心を保つことができるとされるのは、これが由来です。

アクアマリンは神聖な女性性を表すパワーストーンであり、屈強でありながら弾力性のある、したたかな信念を支えてくれると考えられています。

水が岩をすり減らし、水が氷に変わるときに岩を割る水の力を考えてみてください。

水は優しくもあり、力強くもあります。

水は時に破壊的でもありますが、それが新たな始まりへの道となります。

過去の執着を洗い流す力があるからこそ、アクアマリンは手放すときに役立つ石と言われているのです。

     

コメント

タイトルとURLをコピーしました