ツルタです!宝石は地球上のどこでも採掘されていて、それぞれに魅力がありますが、希少性があることから人気になっている石もあります。
世界の希少な宝石たち
希少性だけが宝石の価値ではありませんが、産出量や流通量が少ない石にはより神秘的に感じられますね。
今回はそのうち20の宝石をご紹介!
タンザナイト
深い青色に魅了される人も多いと思います。そしてあのティファニーのお墨付き。
最も美しい宝石の候補にタンザナイトがよく挙げられるのも納得です。
タンザニアの丘陵地帯で産出され、実は高品質のゾイサイトの一種でもあり、ゴージャスなインディゴブルーを引き出すためには熱処理されることも。
タンザナイトは60年代後半に発見されたばかりですが、それでも宝飾業界・パワーストーン業界では注目の的です。
アレキサンドライト
ロシアのウラル山脈で発見されたアレキサンドライトは、白熱の光を放ち、幸運をもたらす石として知られています。
アレキサンドライトはクリソベリルの一種ですが、鉄、クロム、チタンの影響がこの宝石を特別なものにしているんです。
アレキサンドライトは、見るたびに色が変わる、と言われていて、ある光の下では緑やロイヤルブルーに見え、別の光の下では柔らかな紫や深い赤に見えることもあるんです。
この神秘性もまた、アレキサンドライトの魅力。
アレキサンドライトは、6月生まれの人のための現代の誕生石であり、創造性を目覚めさせ、直感力をサポートしてくれる石として人気です。
カシミールサファイア
一般的に想像するサファイアはかっちりした印象ですが、カシミールサファイアはルチルの小さな内包物があり、エッジを柔らかくして、ベルベットのような外観に仕上げています。
このような石は世界でも希少で、ヒマラヤ山脈の高地から産出されるのですが、1930年代に主要な産出地が枯渇してしまったのです。
つまり、カシミールサファイアはすでに世界中に出回っているものだけであり、今から新たに流通することはまずないでしょう。
幻の宝石と言われる所以です。
癒しのエネルギーをもたらし、集中力を微調整し、また真実の愛を見つけるサポートをしてくれると言われています。
レッドベリル
ユタ州とニューメキシコ州の一部で産出されるレッドベリルは、鮮やかではじけるような赤色と桜色の色彩が特徴です。
エメラルド、モルガナイト、そしてアクアマリンの仲間でもあります。
レッドベリルがその名を得るにはしばらく時間がかかり、その呼称に落ち着くまでは、ビックスバイトやレッドエメラルドとも呼ばれていました。
レッドベリルが希少とされるのは、発見される断片があまりにも小さく、カットやファセット加工ができないからです。
砕いたベリーのように、1カラットにも満たないものばかりであり、その小さなサイズにもかかわらず、レッドベリルはまばゆいばかりに輝くのです。
ベニトアイト
ベニトアイトの海のような鮮やかな色合いの宝石で、レッドベリル 、ロードクロサイトと並んで「アメリカの3大希少石」と呼ばれます。
カリフォルニアのサン・ベニートという小さな地域で採掘されていましたが、現在は鉱山が閉鎖されており、すでに世に出ているベニトアイトがすべて。
ベニトアイトはみずみずしく美しい青色をしていて、紫外線に当てるとさらに輝きを放ちます。
至福のエネルギーを持つといわれ、意識を強化し、心を開くことを促してくれる石といわれています。
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天然石好きが高じてstoriaという石屋さんにお勤めすることになった関西人。主に仕入れとデザインを担当していますが、最近は写真撮影も勉強中。これまでに買付にいった国はブラジル、中国、タイなど。特技はどこでも眠れること。
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